チュートリアル
金貨(コイン)の山の描き方
金貨の山とか金貨ザクザクな感じを出したいときにおすすめ 2009.3.31


ブラシの設定

大量の金貨やコインを描くにはひとつひとつ…というわけにはいかないのでカスタムブラシで一気に描きます
しかし最終的に手作業での仕上げは必要なのであくまでもベース作りという感じになります
まずはブラシの設定から行いましょう
●画像を参考に設定してください
ブラシ先端のシェイプで間隔を200%程度にします。ブラシはデフォルトのラウンドブラシです
ブラシ径がそのまま金貨の直径になるので作画サイズに応じて調整してください


●散布にチェックを入れて数値を600%、数は2にします。数が少ない時は後で追加できますが多すぎた場合は消す事が困難なので少なめにします


●カラーでは明るさのジッターのみ10%です



ベース作り

ブラシの設定が終わったらベース作りに入ります
今回は金貨なので描画色を黄色に、普通のコインであればグレー系の色で作業するとイメージしやすいです

●レイヤーを追加してブラシで円を描くようにバランスよく散らしていきます
まだ真上から見た状態でパースは付けません

●変形させてパースを付けます
作例は白背景ですがラフや線画レヤーを表示しておくとパースを合わせやすいでしょう


仕上げ

ベースは出来たのでここから仕上げていきます
立体感を出すことと、量を多く見せる作業になります

●変形してパースを付けただけでは立体感が無いので影をつけていきます
色がジッターでランダムになっているので境界を目安に輪郭をつかむとよいでしょう

●拡大画像です、見やすいようにレイヤー不透明度を下げています

●ある程度描き終えたら下に同系色で色を追加します
金貨を大量に見せる必要がなければ省いてください

●下に色を追加した部分へ初めに作ったブラシで軽く金貨を加えます
立体感より存在感があれば良いので絵の焦点から外れる部分は適度に省略していでしょう
パースを合わせることも忘れずに





aquamary images